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山 号 熊凝山 〒630-8133 奈良市大安寺2-18-1 |
| 奈良市にある高野山真言宗の別格本山。南都七大寺の一つ。聖徳太子が平群に建てた熊凝(くまごり)精舎がその草創といわれている。飛鳥の藤原京649年7月百済大寺として造立がはじまり(日本書紀)、673年には高市郡に移築、677年9月百済から高市郡夜部に移した高市大寺の寺名を大官大寺と改める。さらに平城遷都に伴い716現在地に移転(続日本紀)し大安寺となる。寺名は「天下大平 万民安楽」の意味で名付けられたもので、造営には遣唐留学僧の道慈が長安の西明寺をモデルにしたとされ、
国家鎮護の官寺として重んじられ東大寺、西大寺と並んで南大寺とも称された。当寺の伽藍の大きさは左京六条四坊から七条四坊にまたがる広大な寺域を占め「大安寺伽藍縁起井流記資材帳」(重文)に詳しく、大安寺式の大伽藍を誇っていた。西の薬師寺に対峙する国家鎮護の寺。鎌倉時代以降次第に衰退した。寺には大安寺様式といわれる奈良時代の木造
十一面観音菩薩像、」木造四天王立像、木造不空羂索観音立像、木造楊柳観音立像〔いずれも重文〕秘仏馬頭観音など九体の貴重な木造尊像が残さている。また寺域からは大伽藍をしのばせる出土品が多い。
弘法大師は795年4月9日東大寺戒壇院で具足戒を受け空海と改名、このころ大安寺に住み修行をしていた。 大安寺は俗にガン封じの寺として名高く、1月23日の「ガン封じ笹酒まつり」には全国から、大勢の参拝客が訪れる。
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