霊禅山 東塔院 久米寺

れいぜんざん とうとういん くめでら

仏塔古寺十八尊巡礼 西国薬師霊場第七番札所

 

宗 派   真言宗御室派
開 基   不明
本 尊   薬師瑠璃光如来
十八仏   勢至菩薩
  多宝塔
住 所   〒634-0063 奈良県橿原市久米町502 
(Tel 0744-27-2470)
縁 起   創建は聖徳太子の弟来目皇子(くめのおうじ)とも久米仙人ともいわれる。

 久米仙人は吉野竜門寺に籠もって神通力を会得し、空中を飛行中に吉野川で洗濯をしている若い女性の脛を見て神通力を失い落下した物語り で有名。その後聖武天皇の御代に、東大寺大佛殿の建立の際、神通力で数日の間に建設資材を運び集め、その褒賞として免田30町を賜り、久米寺を創建したと今昔物語や徒然草に ある。以来、久米部氏の氏寺であったが、聖徳太子の弟が7才で眼病を患いここの薬師如来に願を掛けて平癒されたので来た目と喜ばれ以来 くめでら(久米寺)と呼ばれるようになったとも言う。そのお礼に久米寺に諸建造物を建てて大寺の構えが備わった。 いずれにせよ、礎石が大寺院であった証を残す。堂宇は江戸時代の再建。

 796年弘法大師空海が23歳の時、夢のお告げで大毘廬遮那経を知り、経を探して旅をし久米寺の東塔にて発見。又、807年(大同2年)唐より帰国した空海が真言宗を立教開宗、久米寺にて大日経を初めて説いた所縁の寺。空海は中興と言われている。

御詠歌 法の水 久米のみてらへ 流れ来て 濁るこころを す萬すもろ人  
竹箸の由来   久米の仙人は衆生の中風と下の病を除くため薬師に誓願をたて、自ら孟宗竹の箸を使ったために、竹箸を使うと中風を除き長寿が出来るそうです。  
備 考

練供養(5月)・・・二十五菩薩の格好をした人達が練り歩く祭

桃、桜、つつじ・あじさいなど季節の花が美しい

 交通=近畿日本鉄道橿原神宮前駅下車 拝観料、駐車場無料  

  久米寺境内にお進み下さい