| 善光寺の諸堂 ◎ 三門(山門)
寛延3年(1750年)に完成した。平成19年(2007年)に修復工事がなされ、大正から昭和にかけての修理で檜皮葺きになっていた屋根が、創建当初の栩葺きに改められた。栩葺き(とちぶき)とはサワラの板材で屋根を葺く方式。
三門の内部には、四国八十八箇所の各寺院の本尊の代像が安置されている。
山門の額 「善」の字の上のチョンチョンが鳩になっている。平和の象徴?よく見てみよう。
◎ 三鐘楼・梵鐘
1853年(嘉永六年)に再建された檜皮葺の建物で、南無阿弥陀仏の六字にちなんで6本の柱で建てられてる。梵鐘は1667年(寛文七年)鋳造の名鐘であり、重要美術品に認定されている。
◎ 善光寺本堂
本堂は1707年(宝永四年)の再建で、江戸時代中期を代表する仏教建築として国宝に指定。
御本尊 一光三尊阿弥陀如来
その他の諸仏
びんずる尊者・閻魔像・来迎二十五菩薩・百観音・地蔵菩薩・弥勒菩薩・御三卿(本田善光卿・奥様の弥生御前・息子の善佐卿)
◎ 経蔵 重要文化財
1759年(宝暦九年)に建立された宝形造りのお堂。内部に八角の輪蔵があり、『一切経』が収められている。この輪蔵を押し回すことで『一切経』を全て読んだのと同じ功徳がある。経蔵内には輪蔵を考案した傅大士と伝教・慈覚の両大師像が祀られている。
◎ 大回向柱(えこうばしら)
一辺が45センチ角、高さ10m。上部が五輪塔になっている。お遍路や観音霊場巡礼で使用するの木のお杖の大きいものを思い浮かべていただくといいでしょう。
この大回向柱、かつては松平藩、現在は長野市松代町よりの寄進がならわしとなっている。
七年に一度開かれる御開帳に使用された大回向柱は、終了後には歴代回向柱と一緒に経蔵裏手に納められる(上の写真・歴代回向柱参照)。長さが違うのは、土に埋設された部分が土に還り、何度も埋めなおされるからです。
◎ 大勧進
大勧進には本堂の万善堂の他、無量寿殿・不動堂・地蔵八角円堂・紫雲閣・宝物殿・聖天堂。奥書院は昭和八年に行在所(あんざいしょ)に指定。
大勧進の住職は貫主(かんす)と呼ばれ、代々比叡山延暦寺より推挙される慣習。
◎ 大本願
大本願には、本誓殿・奥書殿・明照殿・表書院・光明閣・寿光殿・宝物館などがあります。
大本願は尼寺で、代々公家出身者から「上人(しょうにん)」と呼ばれる住職を迎えている。現在でも皇室関係の方が入山。
◎ 堂照坊 庚申堂。親鸞聖人ゆかりのお堂でもある。
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